Sophia Loren
ソフィア・ローレン
1934.9.20〜 イタリア・ローマ生まれ
セクシー女優から演技派へ
少女時代はナポリで貧しい生活を送っていたが、16歳の時、“海の女王コンテスト”で稼いだ賞金で演劇学校に通い、その後ローマに移住。『クォ・ヴァディス』のエキストラとしてスクリーンデビューを果たすも、依然生活は楽にならざり、じっと手を見ずヌードモデルなどをして生活費を稼いでいた。しかし次第にイタリアで人気に火が付き始め、55年『河の女』で世界から注目されるようになる。デビュー当初はそのグラマラスな肢体を活かした役柄が多かったが、60年、ヴィットリオ・デ・シーカ監督と初めて組んだ『ふたりの女』では娘とともに悲劇に見舞われる母親を熱演、アカデミー主演女優賞に選ばれ、演技派としても注目されるようになった。そして70年、デ・シーカ監督作品への7度目の出演作となる『ひまわり』では全世界の映画ファンの涙を搾り取り、彼女の代表作となった。日本では「ラッタッタ」のホンダ・ロードパルのCMでもお馴染み。古いか。また、彼女の大好物であるという話が伝わり、日本にブロッコリーが普及したというのもちょっとしたトリビア。
重婚と流産を経て
57年、下積み時代から支えてくれたプロデューサーのカルロ・ポンティとメキシコで結婚。しかしローマ・カトリックの布教されていないメキシコでは、ポンティの離婚と再婚は教会に認められず、ポンティは重婚罪に問われ二人の結婚は法的に無効となってしまった。その後長い同棲生活を経て、66年パリで結婚が成立、イタリアの上告裁判でも重婚罪は却下された。以来、二人と祖国イタリアとは冷却関係にあると云われていたが、トリノ五輪開会式では五輪旗を持って入場する役目を果たした。ポンティとの間には重婚罪だけでなく、2度の流産を経験するなど不幸に見舞われたが、やがて二人の男の子にも恵まれ、ようやく穏やかで幸せな日々を手に入れた。『ひまわり』でジョヴァンナの子供として出演している赤ちゃんは、彼女の実の長男、カルロ・ポンティJr.である。
 
主な出演作品
クォ・ヴァディス QVO VADIS 1951
ふたりの女 LA CIOCIARA 1960
アカデミー賞主演女優賞
伯爵夫人 A COUNTESS FROM HONG KONG 1967
ひまわり I GIRASOLI 1970
カサンドラ・クロス THE CASSANDRA CROSSING 1976

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