SEVEN BRIDES FOR SEVEN BROTHERS
掠奪された七人の花嫁
1954:米
監督:
スタンリー・ドーネン Stanley Donen  
出演:

ハワード・キール

Howard Keel アダム
ジェーン・パウエル Jane Powell ミリー
ラス・タンブリン Russ Tamblyn ギデオン
ジェフ・リチャーズ Jeff Richards ベンジャミン
トミー・ロール Tommy Rall フランク
マーク・プラット Marc Platt ダニエル
「何が滝の涙を流すだ」
★★★
1850年、オレゴン。山奥に住むポンティピー家七人兄弟の長兄アダムは、町で見初めたミリーを花嫁として連れて帰る。ミリーは山男兄弟のがさつな振舞いに面喰らうが、苦心の末清潔にすることとマナーを教え込み、見違えるようになった弟たちは兄に続けと町に花嫁探しに繰り出した。ところがそれぞれお目当ての娘たちを見つけ出しいい仲になりかけたのも束の間、町の男たちの挑発にとうとう地を出してしまい大乱闘に。意気消沈する弟たちにアダムは、古代ローマ人がサビーヌの女たちを攫った故事に倣い略奪結婚を唆す。首尾良く娘たちを攫い、雪崩で追手を阻んで意気揚々と戻って来た彼らにミリーは激怒。娘たちを母屋に匿い、兄弟たちには雪の解ける春まで納屋で暮らすよう命じる。
一見サスペンス映画のような邦題ですが、のどかな情景と軽妙なタッチが楽しいミュージカル・コメディ。兄弟が町の男たちと娘らを奪い合う場面での、アクロバティックなダンスはなかなかの見ものです。後に『ウエスト・サイド物語』にも起用された、末弟ギデオンを演じるラス・タンブリンはさすが元体操選手だけあって、本職のダンサーにも引けを取らない素晴らしい身のこなしの曲芸ダンスを披露しています。特撮ファンには『サンダ対ガイラ』のスチュワート博士役で知られていますが、ずいぶん勿体ない使い方だったのですね。セット内に放たれた小鳥の一羽が背景に激突している場面も要チェック。

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