THE SECRET AGENT
間諜最後の日
1936:英
監督:
アルフレッド・ヒッチコック Alfred Hitchcock  
出演:

ジョン・ギールグッド

John Gielgud アシェンデン
マデリーン・キャロル Madeleine Carroll エルサ
ピーター・ローレ Peter Lorre 将軍
パーシー・マーモント Percy Marmont ケイパー
ロバート・ヤング Robert Young マーヴィン
チャールズ・カーソン Charles Carson
「追伸:後継者には冷血漢を紹介します」
★★

第一次大戦下の英国より、スイスに三名の諜報部員が送り込まれた。アシェンデンと名を変えた作家としての顔を持つブロディ、アシェンデン夫人こと女スパイ・エルサ、将軍という渾名の陽気なメキシコ人。彼らの使命はホテルに滞在しているドイツ諜報部員の行動を阻止することだが、その正体は皆目掴めなかった。当局の指示により敵側から寝返ったという教会のオルガン弾きとの接触を試みるも、一歩遅く彼はドイツ諜報部員によって殺されていた。その手に握りしめられていたボタンを手がかりに、彼らは善良そうな老紳士ケイパーこそ問題の男であると確信し、雪山の断崖から突き落とすことに成功する。が、それはまったくの人違いであったことを知り、エルサは激しいショックを受ける。

登場するスパイたちのキャラクターは味があるものの、いささかコメディタッチでサスペンス作品としては緊張感に欠けるかも。特にマデリーン・キャロルは女スパイにしては情に流され過ぎで、善良な市民が誤殺されたことにショックを受ける場面はともかく、はっきり敵スパイと判った人物の命を救おうとするのはヌル過ぎ。ただの主人公の足引っぱり型ヒロインになってしまってます。

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