THE MAN WHO KNEW TOO MUCH
暗殺者の家 
1934:英
監督:
アルフレッド・ヒッチコック Alfred Hitchcock  
出演:

レスリー・バンクス

Leslie Banks ローレンス
エドナ・ベスト Edna Best ジル
ピーター・ローレ Peter Lorre アボット
ノヴァ・ピルブーム Nova Pilbeam ベティ
フランク・ヴォスパー Frank Vosper レヴィン
ヒュー・ウェイクフィールド Hugh Wakefield クライヴ
「シェークスピアも言った。“そこより帰りし旅人なし”」
★★★
ローレンス夫妻は一人娘ベティを連れて訪れたスイスのサンモリッツで殺人事件に遭遇する。何者かに狙撃された被害者は夫妻の知人ルイで、死ぬ間際に遺した言葉に従い、ローレンスはホテルの彼の部屋から謎のメモを発見。しかし領事館に伝える前にベティを誘拐したとの脅迫メッセージが届く。背後には要人暗殺計画が絡んでいるらしい。警察の協力も得られない状況の中、夫妻は自力で娘を救い、また暗殺計画を阻止するべく、メモに記されたキーワードを手掛かりにロンドン市内を奔走する。
ヒッチコック監督によるセルフリメイク『知りすぎていた男』のオリジナル版で、ほとんどの人はリメイク版を先に観ることになるでしょうから、比較すると分が悪いのは致し方ないところ。それでも冒頭のクレー射撃の場面にその後の伏線が幾重にも張り巡らされ、ヒッチコックらしいタッチが十分に堪能できる作品となっています。怪優ピーター・ローレ演じる暗殺団のボスも、アメコミから抜け出たようなキャラクターの強い悪漢ぶりで楽しませてくれます。予算不足のため雪山やコンサートの観客が書き割りというチープな映像も、これはこれで味わいのあるものです。
【リメイク】知りすぎていた男

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