GULLIVER'S TRAVELS
ガリヴァー旅行記
1939:米
監督:
デイヴ・フライシャー Dave Fleischer  
製作:

マックス・フライシャー

Max Fleischer  
原作:
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift  
声の出演:
サム・パーカー Sam Parker ガリヴァー
ジェシカ・ドラゴネット Jessica Dragonette グローリー王女
ラニー・ロス Lanny Ross デイヴィッド王子
  ピント・コルヴィグ Pinto Colvig ギャビー
「今日はしあわせな日 トゥードゥルドゥーレイ きみと一緒ならこわいものはない」
★★★
南の海を航海中、嵐に遭って船が難破したラミュエル・ガリヴァーは小島の砂浜に漂着した。ところがそこはリリパットという小人たちの住む国。眠っている間に縄でぐるぐる巻きに縛られたガリヴァーは台車に乗せられお城へと連れて来られた。その頃この国では王女グローリーと隣国ブレファスクの王子デイヴィッドとの婚約が成立したところだったが、結婚式でどちらの国の歌を歌うかで父王同士が言い争い、ついには戦争の火蓋が切って落とされようとしていた。ちょうどガリヴァーが目覚めて起き上がったところへブレファスク軍が到着、巨人の姿に肝を冷やして逃げ帰った。危機を救ったガリヴァーは英雄として歓待されるが、ブレファスク王バンボはリリパット国内のスパイに伝令を飛ばし、巨人を倒すよう命令を下す。
ディズニーの『白雪姫』の成功を受けて、『ポパイ』『ベティ・ブープ』のフライシャー兄弟が世に送り出した世界で2番目となる劇場用長篇アニメーション。ディズニーが女の子向けの童話を題材に選んだのに対抗して、あえて男の子向けの冒険譚を選んだのでしょうか、色彩面やキャラクター等の華やかさでは今ひとつ及ばなかったようです。けれどガリヴァーが引かれて行く場面などの絵作りは実に巧く、その巨大感がよく表れていて男の子としてはやはりワクワクさせられますね。幼い頃この作品そのものを観たかどうか記憶が定かではありませんが、物心ついた折からガリヴァーといえばこの絵で思い浮かべるようしっかり刷り込まれていたものです。

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