EASY RIDER
イージー・ライダー
1969:米
監督:
デニス・ホッパー Dennis Hopper  
製作:
ピーター・フォンダ Peter Fonda  
出演:

ピーター・フォンダ

Peter Fonda キャプテン・アメリカ
デニス・ホッパー Dennis Hopper ビリー
ジャック・ニコルソン Jack Nicholson ジョージ・ハンセン
カレン・ブラック Karen Black カレン
「自由を説くことと自由であることは別だ」
★★★

麻薬の密売で大金を手にした二人の若者、キャプテン・アメリカとビリーはチョッパー・ハンドルのバイクのガソリンタンクに札束を隠し、ロスからニューオリンズの謝肉祭を目指して旅に出る。途中、弁護士のジョージ・ハンセンと意気投合して仲間に加え、三人での旅となるが、彼らの自由な生き方は保守的な町の人々との間に激しい軋轢を生む。

公開時の風潮を考えると、当時の若者たちの賞賛を浴びたことは理解できるものの、共感まではし難い作品。時代性が強過ぎるため、60年代の空気を胸一杯に吸い込んだ世代でないと、そのメッセージを100%受け止めることは難しいでしょう。ただジャック・ニコルソンがデニス・ホッパーに“自由”について語る場面では、 当時も今も変わらぬ“自由の国アメリカ”の本音を言い表わしているように思えます。手放しの自由礼讃ではなく、自由に生きることの難しさを語り、それを求めた者に容赦のない末路を与えていますが、それにしても保守的な人々をあまりに悪し様に描き過ぎているような気も。長髪でヒッピースタイルのファッションというだけで、いくら何でも人を殺すか?と違和感も覚えます。まあ今観るならあまり小難しく考えず、ただ60年代アメリカン・ロックに身を委ねるのが正しい観賞の仕方かも。


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