BAMBI
バンビ
1942:米
監督:
デヴィッド・D・ハンド David D. Hand  
製作:

ウォルト・ディズニー

Walt Disney  
原作:
フェリックス・ザルテン Felix Salten  
声の出演:
ジョン・サザーランド John Sutherland バンビ
ティム・デイヴィス Tim Davis サンパー
スターリング・ホロウェイ Sterling Holloway フラワー
  アン・ギリス Ann Gillis ファリーン
「“葉っぱは栄養満点だ。耳をながくして足を大きくして
 くれる。でもとってもまずい”最後のはぼくの考えだよ」
★★★
森の王子として生まれた仔鹿のバンビは、野兎のサンパーやスカンクのフラワー、雌鹿のファリーンら友達に囲まれてすくすく育つ。ところが初めての厳しい冬を乗り越え、ようやく春の息吹が感じられた頃、お母さんが人間の銃弾によって命を落としてしまった。時は流れ、王である父親に見守られながら逞しく成長したバンビ。サンパーやフラワーには恋人が出来、バンビもファリーンと恋仲になる。そんな矢先、再び人間が現れて森に銃声が鳴り響き、さらに火の不始末から山火事を起こしてしまう。
小学校一年生の時、学校の講堂での映画観賞会で観た個人的に想い出深い作品であります。とんすけ(サンパー)が葉っぱじゃなく花だけ食べるようバンビに嘘を教えて、お母さんに叱られる場面が妙に印象に残ってました。改めて観ると好き嫌いはいけません、火の扱いは気を付けましょうと子供に分かりやすい教訓が折り込まれた内容となってますね。鮮やかな色彩、活き活きとした動きに当時はごく最近の作品とばかり思ってたのですが、これが戦時中に作られていたとは。日本だと「欲しがりません勝つまでは」と教えてた時代ですね。人間が悪者となってますが、人間そのものは登場させず銃声のみで表現しているのは教育的配慮でしょうか。母鹿が突然死ぬ場面が子供に恐怖体験を与えるとして、米タイム誌の発表した“ホラー映画ベスト25”にランクイン(もちろんジョーク半分でしょうが)したくらいですから、下手すれば人間嫌いになってしまうかも知れません。子供の頃は大作感ありましたが、上映時間も70分と短かめで、あれ?これで終わりだっけ?と意外とあっさりしたお話。続きは64年後となりました。

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